sozoro nikki

そぞろ日記

春の直島たび─その1

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今年の三月、まだ緊急事態宣言が出るまえに瀬戸内海の直島(香川県)に行ってきました。

用事があって実家に帰省したとき、同行した家族たっての希望で行くことになりました。

半年以上まえの様子ですが、写真も撮ってきたので載せておきます( ◠‿◠ )

 

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岡山県側から直島に行くには、玉野市の宇野というところから船で向かいます。

(岡山港からも出てるようですが、メインは宇野経由になります)

直島って、香川県ですが岡山側にちかくて、高校に行くにも岡山に通っている人のほうが多かったです(今からン十年まえ)

昔はフェリーだけで、人だけが乗る小型旅客船はありませんでした。

片道15分で着きます(高松からは1時間くらいだそうです)

 

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懐かしい光景ですねえ。多島海にフェリー。

 

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実は直島に行くには初めてでσ^_^;

ベネッセが直島をアートの島として開発?するまえは、銅の精錬の島としてしかみてませんでしたから、住民以外のひとが行くことはほとんどなかったんじゃないかなあ。

船から見る景色も違います。

ずいぶん木が生えて島が緑に覆われています。

昔は、銅の精錬のせいで、禿山だらけでした(似たような光景は玉野市の日比あたりもそうでした。そこにも精錬所があります。直島は三菱系で、日比は三井系)

 

今は瀬戸内国際芸術祭のおかげで、日本は愚か、海外にも名まえが知られていますね。

(姪っ子の話によると、三年に一度の芸術祭では、普段は人影もまばらな宇野港にものすごい人が来ていたそうで、「宇野にあんなに人がいた」とびっくりしていました)

わたしたちが乗ったときも、海外のお客さんが三分の一くらいいました。若い人から年配のご夫婦まで。

 

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直島に着きました。メインは宮浦港です。島の反対側に本村港があって、役場や銀行はそちらにあるようです。

 

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フェリーもここに着きます。海の駅、という観光案内所や売店がありました。

港にはレンタサイクル屋さんも何軒か。

バスも運行されているので、移動にはあまり困りません。

ただ、小さい島といえども、起伏は大きいので、宮ノ浦地区から本村地区、地中美術館に行くには、徒歩では時間もかかり厳しいとおもいますσ^_^;

船から降りた観光客の中には自転車を借りている人が多そうでした。

…ちょっと高いけど電動チャリのほうが無難かもw 坂道、すごいです。

 

そして、直島といえば、美術館のほかに、屋外の美術作品があるのが有名でして、、、

 

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コレですねーやっぱり!

草間彌生さんの赤かぼちゃ。

 

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これは…なんだろう? BUNRAKU  PAPETTだそうです。

青い像にしか見えないような…

 

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人が中に入れる、直島パヴィリオンとか。

以上三つが宮ノ浦地区の作品です。

 

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あと、アートではありませんが、漁村の街並みを生かした景観がかなり素敵でした。

里海?というのかな。

 

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昭和の家を小綺麗にしたカフェが何軒もあって、ぶらぶらしたくなります。

…ただ、このときは時期が時期だけに、お店を閉じているところもちらほら。

平日だったのも影響しているかも。

 

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直島銭湯にも寄ってみましたが、中には入れませんでした。

元から銭湯だったのかなーとおもったのですが、どうもアートとして造ったようです。

 

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海への細い路地の向こうに、おにぎり島が!

正式名称は、大槌島といいます。

写っていませんが、大槌の小さいバージョン小槌島も近くにあります。

瀬戸内海では岡山側からもよく見えるので、コドモのころから備讃瀬戸のイメージはこの大槌小槌なのでした。

 

町並みをざっと見たあとは、バスに乗って本村方面に向かいます。

その2につづく。