二日目は、稚内から一路紋別を目指して、オホーツクラインを南下しました。
向こうに見えるのは、野寒布(のしゃっぷ)岬です。
今回、稚内に行ってはじめて、北海道の北の先端が二又になっていると知ったわたくし^^;
二日目に撮れた間宮林蔵の渡航碑。
曇っているのは、バスの窓ガラスが軽く結露しているせいです。
そういえば、去年には結露どころではなくて本当に凍ってしまったなあ。今年は暖かいんですね。
(バスガイドさんは、”気温が+になるのは異常です”と力説?してました)
バスから見た宗谷岬。
通り過ぎたところで、海の向こうをガン見してると、水平線の境にうっすらと雪が積もった山らしき景色が。
どうやら、あれが樺太のようです〜〜〜おおお〜
すごいですよね。こういう極寒の地でも家が建っていてひとが生活しているのが。
普段なら日常にかまけてかんがえがおよばないですが。
・自分が田舎育ちなので、日本各地の田舎に住んでいるひとが気になる
・暖かいところ生まれなので、気候の厳しいところに住んでいるひとが気になる
どんな暮らしなのか知りたいですね。
オホーツクライン、しばらくはこういう道でした。
除雪されてて、雪もたいしたことなかったんですけど。
キレイですね〜
風の強い地方なので、風力発電もあちこちにありました。
稚内市はかなりの電力を風力でまかなっているのだとか。
(もう稚内ではないところを走っています)
真冬のオホーツクの海。
はぐれ流氷が打ち上げられていないか、いちいち窓から覗きこんでました。
でも、今年の流氷は北のほうまでは到達していない模様。
オホーツクラインを200kmくらい走りましたか。
曇りだった天気がだんだん悪化して、おそれていた事態に。
紋別近くの流氷岬では、ばっちり吹雪でした!
バスから建物のなかに移動するだけでも、命がけです。
雪が横から吹きつけてます。ひええ〜〜〜
(去年は、層雲峡で吹雪かれました、わたくし)
ガリンコ号は当然欠航ですが、オホーツクタワーまでは行けるということで、ガリンコ号乗り場に向かいました。
去年はオホーツクタワーにすら行けませんでしたからね、ちょっと進歩?です。
(もっと暴風になるとタワーに連れてってくれる車が出ないようです)
ガリンコ号乗り場。
窓から見るガリンコ号。
ここから外に出て、マイクロバスみたいな乗り物で、オホーツク海に突き出たタワーまで行きます。
吹雪いているのでそれだけでも、かなりの寒さ&スリル^^;
吹雪かれるなか、ガリンコ号を激写。
カメラを引けないので、全貌を撮ることはかなわず。
右手、オホーツク海に突き出た防波堤の先にタワーがあります。
そこまで行くのですが、バスを降りてから建物にはいり、タワーまで移動するのも大変でした〜 むっちゃ暴風雪!!!
オホーツクタワーは地下1階、地上3階の構造になっていて、まず最上階のパノラマビューに昇りました。
さらにタワーから突き出た防波堤。紋別港をガード。
あの白いのはもしや…とおもい、売店のかたに尋ねたら「残念ながら向こうの防波堤に積もった雪です」との返事。残念、流氷は沖合い10kmのところまでもどってしまっているようです。
願わくば、ここの売店で働きたいわたし!冬は毎日(来ていれば)流氷、見放題じゃないですか!
「撮ってあげるよ」とツアーのかたに言われたのですが、丁重に辞退しました^^;
地下の流氷水族館みたいなところには、クリオネも展示されてました。
暗いので、カメラ写りがいまいち。
本物の流氷とか。触れるようになってます。
開けただけで、しょっぱい香りが。
タワー全体模型。
地下では、海の底から見たオホーツク海が。
でもはっきりいって、曇っていてまったく外側がわからず。
ただ、この「にごり」が豊かな海の証拠なのだそうですよ〜
ホタテ(おいしそう〜)
地下から1階に階段であがったら、えらいしんどかったです。
ビル5階分くらいの高さがあったような…
流氷のなかを行くガリンコ号。
去年の1月くらいには、オホーツクに行ったら、こういう光景にすぐ出会えるとおもってたんですが、甘かった!
オホーツクタワーを見学したあとは、ガリンコ号の乗り場にもどって、これからどうするか、ツアー会社の指示待ちでした。
宿泊予定は斜里でしたが、国道や道道が封鎖されているので、きょうは無理です。
斜里に行けば、海岸から流氷を見られるとおもってたのにな〜(オーロラ号には乗れずとも)
結局、宿泊は紋別プリンスホテルに変更。
去年、泊まったところです^^;
ホテルからのながめ。雪の紋別。
雪はおさまってきましたが、除雪できないので国道は通れず。
結局3日目も通行止めのままでした。
最終日につづく…