今月上旬の連休初日に、茨城県の宝筐山に行ってきました。
筑波山の東側にある標高461mの低山です。
はじめは筑波山に登ろうかとかんがえたのですが、お正月は神社が混んでいるだろうな、とおもって、すぐ近くの宝筐山にしました。
つくば市の小田地区から登るルートを選択。
ひさしぶりの山行きなので、心が躍ります。
天気も快晴、風もなく、絶好の登山日和でした( ◠‿◠ )
まずは、登山口にある宝筐山小田休憩所に向かいます。
つくば市の小田地区は、筑波山の南、宝筐山の南西側にあります。
自宅からは、つくばエクスプレスを経由してつくば駅で、つくバスというコミュニティバス(路線は小田シャトル)に乗り、小田東部バス停で下車、そこから徒歩10分弱で着きました。
車を使わなかったのは、高速料金が高いうえに混むためです。電車だと早い。ただ、バスに乗っている時間が40分…(^^;
休憩所でトレッキングマップをゲット。
休憩所自体は、小さいビジターセンターといった雰囲気でした。
外に宝筐山に向かう登山道を示したマップがありました。
宝筐山は、北条から登るルートもあって、いろいろコースが選べるのですね。
真ん中の絵図を見ると、小田城があった戦国時代は、そばに湖?大きな川?があったようです。
右のマップの赤く塗られた部分は、その小田城があったエリア。
宝筐山は、手軽に登れてルートもいっぱいあるため、近年人気の山だそうです。
夏はちょっと暑そうですけど、秋から春にかけては、登りやすそうですね。
休日のせいか、駐車場も満車状態。
休憩所から、登山道に沿っていくと、しばらくは、こんなかんじの里山の風景。
いいですね〜〜〜
山頂方面。
冬晴れのいい天気です。
いまもお米を作っている田んぼもあれば、
耕作放棄地もあり。
登ったコースは、「極楽寺コース」で、鎌倉から室町時代にかけてあった極楽寺というお寺があったところを通るので、そう呼んでいるようです。
この辺りは、中世、常陸国有力者、小田氏が勢力をもったところなんだとか。
宝筐山の南側に大きな伽藍があったそうで、今は、五輪の塔をのこすのみ。
鎌倉時代に造られたものとはおもえないほど、しっかりしています。
五輪塔を過ぎると、本格的?な山道になりました。
こんな感じのところを行きます。
「極楽寺コース」は川に沿って登る道で、小さな滝がたくさんありました。
湿気がたっぷりあるので、苔もいっぱい。
尾根に出るまでは、急登がつづきます。
登ること40分ほど、やっと景色が見渡せるようになりました。
冬なので、葉も花もありませんが、この辺りにこぶしやヤマザクラの木がたくさんあるようでした。
春にも来てみたいですね〜
宝筐山には、中世の時代、山城があったようです。
空堀もありました。
道も平坦に近くなり、もうすぐ山頂!
山頂には電波塔が建っています。麓からみえたのはこれですね。
このそばに、宝筐印塔があって、休憩所がありました。
そこでお昼ごはんです。
その2につづく