前回からのつづき、北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅すぐの坪庭を歩いて、北横岳の登山道を行きます。
歩きやすい遊歩道から岩がごつごつした登山道へ。それでも最初は歩きやすいところが多かったです^^
山頂へは坪庭から急な斜面を登るかたちになるため、登山道の下のほうはこけだらけでした。
湿気、多いんだなあ〜と左右を見ながら歩いていると、
銀竜草(ギンリョウソウ)が!
ひっそりと、ひとつだけ。「ユウレイタケ」の別名にふさわしい寂しさよ。
それにしても透き通っていて美しいですね。
この写真だと、白い部分が飛んでしまってて、ちょっと残念〜
この登山道は白檜曽(シラビソ)の林をジグサグに登っていくのですが、
「縞枯れ」部分も横断します!
なんだか、原始的で幻想的な雰囲気です。
基本、足元を見ながら歩きましたが、坂が急なのでよく立ち止まっては周囲の景色を堪能しました。
そして「そろそろ疲れたなあ〜」とおもった40、50分くらいで、休憩所に到着〜
トーテムポールが印象的な北横岳ヒュッテ。
この建物の前後にベンチがあったので、多くの登山者がここで休んでいました。
しばし、水分を取って休憩。
ヒュッテすぐ横から「七ツ池」に向かえるので、数分だからと、行ってみました。
こういう道ですが、1分くらいで着けます。
霧の中に池が見えます!
静かな池に、おもわず息をのんでしまいました。
神聖なかんじもしてきます。
現在、「七ツ池」のうち、ふたつの池だけに近づけるようになっていました。
もともとは、火山の噴火口だったり噴火で堰きとめられた窪みだったりするようです。
すぐちかくの二つめの池なんですが、
霧で曇ったり晴れたりと、景色がすぐに変化していました。
神々しさというか神霊が鎮まっていそうな池でした。
もちろん、晴れた池も見たかったですのが、霧が出たほうが雰囲気はあるような気がしましたよ〜
と、天気のほうは「晴れ」の気配がありませんが、ちょこちょこつながるスマホの電波で雨雲レーダーを確認したところ、雨雲は来ていないので、北横岳山頂まで行くことに。
ヒュッテからは10分そこそこで着くようです。
次回につづく〜