富士見塚古墳(茨城県かすみがうら市)
茨城たび、その2です。行方市の道の駅に行ったあとは、霞ヶ浦大橋を渡り、こちらに足を向けました。
先日のつくば行きの途中に寄りたかったのですが、時間が押していたので、きょうに持ち越しです。
高床式倉庫っぽい資料館も併設されていましたよ〜
先に古墳に行ってもよかったのですが、ひとりだけいた職員のおじさんと目があってしまい、まずは資料館にあがってみました。
平日とあって、どうやらわたしが最初の訪問者のようでした(この時点ですでにお昼を過ぎています)
関東では大きい規模の前方後円墳と円墳があるようです。
古墳公園ということで、三昧塚のような(比較的)キレイな古墳を想像していたんですが、
草、ぼーぼーです!\(^o^)/
(しかも、ひとっこひとりいない!)
ん〜 やっぱり、ここは道の駅でもそばにつくってですね(あずの里みたいに)、もうちょっとひとを呼びこんでみたら風景も変わるかもしれないですよ。
木陰もあって、せっかくいいところなのに〜
なにはともあれ、古墳に登ってみます!(こちらが前方部)
後円部。
後円部からの景色。霞ヶ浦見えてます!
前方部から。視線の先は石岡方面です。
三昧塚古墳は平地につくられていますが、こちらは霞ヶ浦側でも、小高い丘の上にある古墳でした。やっぱり眺めのいいところで眠りたくなるのが人間ってものなんでしょうか。こういう感覚は古代も今も変わらないような。
この1号墳がつくられたのは、5世紀末〜6世紀初頭くらいということです(継体天皇のころ?)
円墳にも行ってみました。こちらは2号墳。
バックルのようなものが出土したとあるので、被葬者は男性かと。
3号墳。木が生い茂っていて、一周するのはきついかんじです。
こちらは、なんと被葬者は女性とか!
ガラス製の玉もたくさん出て、あきらかに2号墳とは出土品もちがいますね。
これが1号、2号墳と同時代の古墳なら、権力者に近い血縁者の女性かとおもわれますが、時代が1世紀も降っているため、埋葬された女性自身が権力の座にあったものと想像されます。
日本書紀などには、女性の首長が何人も登場しますし、この円墳の被葬者の女性もあるいはそのような立場にあったのかもしれません。