二日目の午前、摩周湖を見たあとは、「北海道でも一二を争うくらいの景色」という美幌峠展望台に行きました。
↑このような位置関係になっているため、知床に行くにはちょっと方向がちがうのですが、屈斜路湖が一望に眺められるというので、ぜひとも!とおもって、行ってみました。
屈斜路湖って大きいんですね〜 阿寒湖や摩周湖より数倍広いです。
つまり、その分噴火も激しかったということ。巨大カルデラ爆発だったのかな〜
ちょっと水蒸気が多いですが、綺麗です。
北海道なので森林限界が低い。
湖に突き出ているのは、和琴半島。
あの山のようになっているのは溶岩ドームだそうです。現在も先端部は火山活動中。
この光景からはすべてで溶岩を吹き出していた姿は想像できません。
大きな岩があったので、登ってみました!
雪渓も残ってます。夏には消えそうです。
遊歩道のそばに花も咲いてました(が、名前わからず〜)
これもわからない〜 横向きに咲いてます。
可愛らしい、黄色の花も!
美幌峠には道の駅もあります。お土産ものもたくさん売ってました。
二階にあがったらちょっとした展示物もあって、こんなものが〜
クッシーって今の若いひと、知ってるんでしょうか………
美幌峠の景色を堪能したあとは、来た道をもどって屈斜路湖畔へ。
走っていたら、(また)キタキツネ出没!
こちらは観光客とは無縁なのか、かなり痩せてます。
屈斜路湖へ降りたあとは、国道から道道に入って湖沿いを走り、川湯温泉に抜けます。
道道に入ってすぐのところにあった、アイヌの民俗資料館に寄りました。
ちょっと変わった近未来的?な建物です。
資料館前の公園には、アイヌの習俗がわかるものもいろいろあって、目を引きます。
これは、「エぺレセッ」。小熊を入れておく檻だそうです。
アイヌの風習として、狩りで小熊(エぺレ)を捕らえてきて、この「家(セッ)」に入れて大切に飼い、イオマンテの儀式で殺して食べ、その魂を天に送り返すのだそうです。
こちらはアイヌの祭壇「ヌササン」。
コタンの中でも最も神聖な場所だそうです。
ここで、何世代ものアイヌのひとびとが祈りを捧げたんですよね。おもわず近くのがためらわれます。
このアイヌ資料館は、有料ではありますが、それだけに内容も充実していてました(館内は撮影禁止なので写真はなし)
周辺で出土した縄文文化から続縄文文化の遺跡の出土品、屈斜路湖の形成がわかる模型など。
30分ほどのビデオも見せてもらい、受付のかたにお話も聞けました。こういうところに来たかったの〜〜〜(*^^*)
また屈斜路湖に来ることがあれば、ぜひ行きたい。
(4月29日〜10月31日までの開館なので冬は閉館)
屈斜路湖ではこのあと、和琴半島や仁伏半島を歩いてみたかったんですが、例によって「足が疲れた」と言われて断念(自然のなかに来たのに歩かずしてなにをするのか?!?)
しばらく道東ドライブの時間がつづきました……