8月に山に行って早二ヶ月、低山でも紅葉がはじまったようなので行きたいなあとおもい、日曜日に近場の山を歩いてきました。
近場といっても、千葉からだと2時間はかかる中央線沿線の山です(^^;
今回のお山は、藤野駅から出発! 駅から歩いて行ける山はアクセスよくていいですよね〜(敬遠してしまうのはタクシーで登山口まで行かなきゃいけないお山…ぼっち登山なので、お財布がゆるしません)
なんでも「鷹取山」といえば、一般的には横須賀にある山を思い起こすのだそうで、情報をゲットしようと山名で検索しても、ヒットするのは横須賀ばっかりでした。
マイナーなのかも…整備されなてなかったら別の山にしなきゃなあ…とおもいながら、ネットを見ていたのですが、登山道自体は歩きやすくて危なくなさそうなので(ぼっちでなので!)、相模原の鷹取山に決めたというわけです。
藤野駅からは、陣場山や相模湖方面にも行けるためか、ハイキング情報が充実していました。駅に隣接した観光案内所に、お土産や軽食も置いてあって、雰囲気よかったです^^
ここで、最初にお土産をゲット。ゆずのはいったお菓子。なんでも、国有林でつくっているゆずが名産なんだとか。
駅から登山口に向かいます。沢井という集落に向かう道のトンネルまで出て、そこから右折し、まずは遠野神社を目指します。
このトンネル入り口でチャリダーさんを目撃。このあたりでも走ってらっしゃるんですね〜
すぐに山道になって、落ち葉を踏みしめ歩きます。
登山口から鷹取山までほぼ2時間。けっこう長い…
天気よくて、あたたかくて最高です!
そこここにどんぐり落ちてました〜
石段に赤い鳥居が現れました。
駅でもらったパンフレットによると、とくにお稲荷さまとは書いてなかったんですが(お稲荷さまでなくても鳥居が赤い場合があるんでしょうか?)
お社への石段。すごい角度!幅狭っ!
お参りしなくても、脇から鷹取山には行けますが、せっかくなので、ご挨拶することに。
写真ではよくわかりませんが、30°くらいありそうな…
昔の人は、年を取っても手すりナシで登ってたんですよね。バランス崩すと背中から転げそうな傾斜なんですが。
3分くらいかけてやっと到着〜
毎日登っていたら足腰鍛えられそうです!
帰りも急傾斜を降りるのかなと覚悟してたんですが、神社の脇に登山道に抜ける道があったので、そちらを使いました(^^)v
尾根まで出るのに、基本的には南斜面を行きますので日当たりいいんですが、こんなコケ?も切り株に生えてました。10月は湿気多かったですからねえ。
低山とはいっても、道はきつくないわけではなく、すぐに高度が上がります。
丹沢方面の山が綺麗〜
見晴らしのいいところに、ゆずの木がありました!
へえ、このゆずかあ〜
ワインもつくっているようですよ〜
歩きはじめて50分くらい(のんびりしたので実質的には35分くらい)で、最初のピーク・岩戸山につきました。
山頂はちょっと広めで、休憩ができます。
見晴らしもいいので、水分とエネルギー補給にベスト。
富士山見えるかなあ〜と見渡したのですが、木に隠れてほとんど見えず。
休んでたかたにうかがうと、雲が消えればほんのちょっと見えるそうです。
登山道は一転、急降下。危険というわけではありませんが、落ち葉が積もっていてすべりやすくなっていました。
こんなところで転んで足を痛めてもいけないので、ロープを持ちながら慎重に下ります。
ほぼ、こんなかんじの広葉樹のなかを歩きます(ときどき杉林)
ポカポカして暑いくらい。さっそく上着を脱ぐ。
ドーン!と現れた岩にびっくり。
このあたりの地質は付加体(四万十帯)のはずだから(小仏層とか相模湖層)、あんまり大きな岩はないはず…とか適当なことをかんがえたんですが、砂や泥に取りこまれた岩なんですかね???
巻道があるのかとおもいきや、登山道はこの岩を登れと言ってます〜
大きな岩や木には手を合わせるのが、日本人の習い^^
鷹取山への道はいくつかのピークがあって、岩戸山につづき小渕山もそのひとつ。
せっかく来たので、登ることにしたのですが、残念なことに小渕山の頂上はあまり展望がよくありませんでした…
登っては、
下り、
明るい山道をサクサク歩き、
枯れかけた葉っぱを激写し、
富士山見えるかなあ〜とおもいながら、
(とくに富士山大好きでもないんですけど、見えそうな場所に来ると、ついさがしてしまう日本人のこれまた習性w)
名もなき山のピーク。
下りはやっぱり慎重にいきます!
滑りやすい風化した砂石のうえに落ち葉が積もっているので、油断するとまじキケンです。
真っ赤っかな紅葉はあまりありませんでしたが、こういう葉っぱも天気がいいとうつくしく見えますね〜
そろそろかなあとおもいながら、富士山をさがす(^^;
でもとにかくスピードが遅いため、なかなか鷹取山に着きません。
途中、ご夫婦とおぼしき年上の男女にあっけなく抜かされてしまいました。きっと、あのひとたちのホームグラウンドは日本アルプス…このあたりの低山は日常のトレーニング…
標高があがったせいで、かなり景色がひらけてきました!
見えているのは上野原方面か。
へーへー言いながらもがんばって歩き、
上野原方面に向かう分岐までたどりつき、
やっと頂上に到着〜♪
登りはじめてから2時間30分ほど経過(^^;;;(休憩しながら登ったにしてもおそすぎるかも)
やっとお昼ご飯にありつけます。
下り編につづく〜