玉前神社(上総国一宮)初詣
正月二日に、一宮町(千葉県)にある玉前神社に初詣に行ってきました。
千葉県には令制の国が三つありますが、古代には下総よりも栄えていたとおもわれる上総国。その一宮であります。
うちからは車よりも電車のほうが早く行けるので、JRでアクセスしました。
東葛地方からは(時間が合えば)千葉駅で乗り換えしなくても一本でいけます、便利!
玉前神社は、駅からちかいんですよね〜〜〜5分も歩けば朱塗りの鳥居が見えました。
車は逆に停めるところにちょっと悩むかも(お正月以外は大丈夫かも)
鳥居は駅の方向に向いていますが、その数キロ先には海があります。
おそらく古代は海岸に面していたのだとおもわれます。
茅の輪をくぐり、ニノ鳥居をぬけ、
ちょっとカーブしたところに、狛犬が。
三つ目の鳥居も赤い。
二つ目だけが石造りなんですね。
本殿に到着しました!
おお、真っ黒なお社なのです!
黒漆で塗っているそうです、とても綺麗で上品。
こういうのは見たことないですね(^^)
さらに珍しいことに、正面に高砂っぽい意匠が。
ご祭神が玉依姫命で、縁結びや夫婦円満、安産などのご利益があるとされているからでしょう(玉依姫は神武天皇のご母堂。海神の娘神。姉君の豊玉姫の子(天照大神の子孫)を養育し、その子と結婚する)
公式サイトによると、高砂は左甚五郎が手掛けたものだとか。
中学校のとき彫刻刀セットに「左甚五郎」と書かれていて、それで知った名まえ。
お参りしたあとは、境内をまわってみます。
はだしの道。
はだしで三回まわるとご利益があるとか。
子どもとその親とおぼしきひとたちが、数人チャレンジしてました。
玉砂利ですがけっこう痛いみたい。
おみくじも引いてみた。ラッキー!大吉でした。
ぶらぶらしていたら、神楽殿で巫女さんが舞いはじめて、ながめることができました。
お正月はちょっと清めてくれるようです。
あまり広くない境内でした。五分もあればまわれます。
わりといろんなところにあるさざれ石。
「さざれ石」の字は橋本龍太郎元総理の手によるものだそうです。
達筆だったのですね。
お正月ということで、かなりの人出でしたが、急かされることなくゆっくりお参りすることができました。
レイラインの東端の神社で、祭神が女神、縁結びのパワースポット、女性の参拝者が多いとお見受けいたしました。
社殿が黒漆塗りの点も必見です。