北海道旅三日目の午後に、フレペの滝に行きました。
まずは、知床五湖に向かう道と知床峠に向かう道の分かれ目のあたりにある、知床自然センターに行きます。フレペの滝はそこから自然遊歩道を歩いて15分ほどでした。
知床にはビジターセンターのような施設が3つくらいあって、行く前は混乱しました(^^;
現地に行ってはじめて、ウトロにある知床世界遺産センター、知床五湖の知床フィールドハウス、フレペの滝の知床自然センター、と区別することができましたよ〜
知床自然センターは館内もひろくて、ゆったり見られました。
説明もたのしい。
知床というと、やはり=ヒグマなのか、ヒグマについてのレクチャーがメインです。
出会えば危険だし、保護のためにも知識は必要ですね。
ほおほお、こういう檻で捕獲するんですね。
センターのかたが実地にレクチャーもしてくれるようです(左端のかた)
知床にも意外に人の手が加わっているんだよ、という説明。開拓の歴史。
現在の知床。ウトロ〜フィールドハウスまでの様子。
こういう歴史を知るのも興味深いです。
館内を見たあとは、いよいよフレペの滝目指して出発!
最初は、笹原と森がまじったようなかんじでしたが、道はすぐに「知床の森」にはいりました。
そうなると心配なのは、やはりヒグマ!
ちょっと薄暗くなっただけで、「そこの茂みからこっちをうかがってそう」な気配がしてたまりません。
わたしたちは、ちらっとでも姿を見たくないので、ひたすら足を動かし、森を抜けました。
途中、ふたりほど、ひとりで歩いている女性とすれ違いました。その勇気をすこし分けてほしい…!(^^;
でも、旅行に行ったあとも、Twitterで自然センターのツイートを見ていると、この時期ヒグマは毎日のように目撃されてるっぽくて、その度に閉鎖になっています。
でも、こういうことは過剰になってなりすぎることはないとおもいました。
森を抜けたら、一気に視界が広がりました!
これも開拓のあと。
山のほうを眺めます。
森との境にシカ発見! エゾシカは本当にたくさんいますね。キタキツネよりよく見ました。
滝を眺められるところに展望台があったので、(すぐに)昇りました^^
(追記:この展望台があるところは、チカポイ岬、というそうです)
フレペの滝展望台から見た知床連山。
え、滝はどこどこ〜??? にしても、すごい柱状節理です。
あ、右のほうに滝があります!
水量は多くはありませんが、このように、はらはらと流れる様子から、別名「乙女の涙」と言われているそうな。フレはアイヌ語で「赤い」、ぺは「水」とか。
川は見当たらないので、地下水がいきなり流れているということですね。
岩盤が黒いせいで赤く見えたんでしょうか。
展望台からはこんなかんじで見えます。
柱状節理をズーム!
透明度もなかなかのもの。
灯台もありますが、そこへの道は立ち入り禁止でした。
おだやかなオホーツク海。
日本とはおもえない光景〜
滝と景色を堪能したあとは、元の道をもどって知床自然センターへ。
歩いて疲れたので、ホテルにもどることにしました。
途中で、高台からウトロを眺めてみました。
ウトロ二日目も夕日が見られるかどうか期待したんですが、前日のほうが綺麗でした(^^;;;
道東たび四日目は、ネイチャークルーズに出発です!
つづく〜