冬の大山詣りのつづきです。
ケーブルカーをつかって、阿夫利神社下社に着きました!
下の広場から石段を登りまして、、、
茅の輪がありましたよ〜
ここは素直にくぐりましたが、コドモは茅の輪をくぐるスマホ片手に正式な?方法を試しておりました。
(そういうのがあるのかしら???)
立派な拝殿ですね。
大山阿夫利神社本社の御祭神は大山祇大神、木花佐久夜比売と石長比売の父神さまです。
ここに来られたお礼を申しあげて、参拝しました。
拝殿まえで、狛犬が岩の上に登ったりして遊んで?います。こういうの、初めて見ました。
逆光ですが、景色がいいです!
午後なので霞みがかってますねえ。
関東前弧海盆のかんじがよくわかります。
大山は丹沢山系の東の端なので、こんなふうに標高が高いんですね。
ここも南の海から来たのかなあ?(丹沢はフィリピン海プレートに乗って南洋から来ました!)
奥宮があるであろう山頂の方角を仰ぎます。
きょうは行けませんが、近いうちに必ずお参りできることをお願いして。
拝殿のしたのほうに通路があったので行ってみたら、綺麗な水が湧いていました。
龍の口から出るご神水をだれでも自由に飲めるようです。
ペットボトルをいっぱい持ってきて汲んでいるひとがいらっしゃいましたよ。
わたしも持参したボトルに一杯汲ませていただきました。癖のないまろやかなお水でした。
下社付近を十分楽しんだあとは、下るだけ、茶屋のある広場から石段が伸びていてそこから下山します。
すぐに男坂と女坂の分岐にさしかかり、下りですが、まよわず女坂を選択。
これがあとあと正解だとわかり。
女坂って普通、傾斜のゆるやかな道ですよね。それが大山の女坂はむちゃくちゃ急でした。
手すりがついてあるところもありましたが、昔のままのごつごつした石段もめずらしくなくて、ここは神社の参道ではなくてれっきとした登山道。てか、昔(江戸時代)の参道ってこんなの?!?
と、必死で足を下ろしながら、これを登ってくるのはかなりキツい、とおもいました。
晴れていたのでよかったのですが、雨あがりのあとだと、石段がすべりますね。
山に慣れないひとは、ケーブルカーで下りたほうが無難かも。
下社から15分くらい下ったところで、大山寺に出ました。
ここはお不動さまなのですね。調べたら、関東三大不動なんだそうです。
で、これもあとからみたのですが、もともとこのお不動さまが今の下社のある場所にいらしたのだとか。
明治の神仏分離でここに移されたそうです。ということは、いわゆる”大山詣り”とは、このお不動さまコミなんじゃないかしら…神仏混合って、どちらかというと仏教色、修験道色のほうが強いですし。
秋は紅葉で混み合いそうですが、冬はひともそこまでおらず、静かなところでした。
大山寺からさらに石段をくだってケーブルカー駅をめざします。
古くからあるであろうお地蔵さまが、ひーひー言ってるわたしをながめておられました。
一月に咲く桜とは、冬桜?
蝋梅が綺麗でした!ふくいくとした香り〜
ケーブルカー駅から、来た商店街をもう一度通ってバス停へ。
道行くひとがおせんべいを食べ歩きしていたので、帰りにかってみました。
炭火で焼いてくれます!ハート形!
ハート形にしたのは、ふたりで半分こしやすいから(笑)
一枚でご飯一膳分だそうで、小腹が空いたときによいです(半分なら!)
できあがるのを待っているあいだに、店員さんに話しかけ。
混むのはお正月とGWなんだそうです。
このあとバスに乗って伊勢原駅に出て新宿経由で帰路につきました。
伊勢原新宿間、一時間以上、予想以上に遠かった(でもうちからは最短距離)
次は、登りがもうちょっとやさしいそうなヤビツ峠経由で奥宮まで行きたいとおもいます。
(下りの筋肉痛で二日間痛かったです!予想外!)