紋別の夜が明けてみると、外はすっかり晴天です。
でも、国道が通れないので、予定していた帰りの中標津空港まではたどり着けず、別の空港をさがすことに。
それまでの時間、ホテルで待機してくださいと言われて、11時チェックアウトになりました。
えーーー、朝ご飯を7時に食べて9時に身支度できたとして2時間もナニしてればいいの?!?
とおもったわたし。せっかく冬の北海道まで来たのに、これでは「ほとんど何もせずに帰る」ことになり、納得いかない!(去年は帰りの飛行機が旭川発になったので旭山動物園に行けた)
で、朝ご飯を(ひとりで)食べ食べ、紋別の地図をながめていると、2kmくらい歩いたところに、流氷科学センターがあることに気がつきました。場所は、きのう行ったガリンコ号乗り場のちかくです。
2kmだったら、片道30分(雪で歩く速度が遅くなると計算して)、1時間は科学センターを見られるじゃないか〜 GIZA(オホーツク流氷科学センター)だったら、twitterのアカウントもフォローしているところだし、これはぜひとも行かねばっ!
思い立ったらすぐ決行、のわたしなので、早めに支度して8:30にホテルを出ました。
科学センターは9時開館なので、ちょうどいいかんじです〜(^ ^)
(いちおう、携帯番号をホテルのフロントにつたえて、何かあったらすぐにもどれるようにしておきました。ツアーなのでね…離団になったらアウトですから)
入り口すぐのところにあった、クリオネの水槽。1500匹くらいいるそうです。
たしかに、きのうのタワーの水槽に比べると、クリオネ密度?が高い。
水槽もキレイ(^ ^)
そのまえに寄った紋別港。海と青空が美しいです(本当は流氷でいっぱいでなければなりませんが)
すごい漁船の数。
流氷の町でもあるけど、それよりも漁業の町なんですね。
紋別から帯広まで行くので、途中、遠軽や陸別、足寄に立ち寄りました(おもにトイレ休憩)どこもはじめて行く場所。
遠軽駅。
そこの売店(キオスク?)宝くじが売ってます。
あ、現地では気づかなかったけど、北海道でしか売ってないという「やきそば弁当」(カップ焼きそば)が!
また、ぼ〜っと窓の外を見る時間。いちおう紫外線対策のサングラスをかけ。
オホーツクラインも国道でも、牧場が本当に多くて、道のそばに「○○牧場」という看板が立ってました。
荒川弘さんの実家もそうなのかな?とおもったり。
日本でもオーロラが見えたという陸別。
かつて走っていた鉄道が展示されてました。「ふるさと銀河線」
調べてみたら、明治後半に開通したようです。
去年、石北峠を通ったときもおもいましたが、厳しい土地のインフラの整備って、熱意や苦労とか厳しさとか過酷さとか、きっとわたしには想像もつかないものなんだろうなとおもいます。
「それでも遂行する」というひとのエネルギーに圧倒されます。
足寄の道の駅。何人か有名人がいますよね。
足寄からは高速に乗りました。
薄曇りの夕日に照らされる日高山脈の連なりが綺麗でした。
高速に乗ってからは、帯広空港まで1時間もかからず到着。
お土産を買ったり食事をしたりして、無事に羽田に帰ってきました。
まあいろいろおもうところはありますが、転んでもタダでは起きない性格なので、得るものもたくさんあった旅でした。とくに、紋別のかたのあたたかさがなければ、不満が募ったかもしれません(笑)
こんどはツアーじゃなくて、じっくり行ってみたいなあ〜 夏の知床だったら、レンタカー借りてのんびりできるかなあ、などと、早くも次の北海道行きにおもいをめぐらせております ^^