2月の下旬、房総方面の山と渓谷に行ってきました。
週間予報では雪だったのですが、予報を大幅に覆して、風のない晴天になり、ひさびさの山歩きはとっても心地のよいものになりました^^
目指したのは市原市の最高峰(標高292m)の大福山です。
自然を歩く野外講座に参加したので、マイクロバスでらくちんアクセス。
なんでも大福山は紅葉の名所だそうで、駐車場も広く…でも緑の葉っぱすらない時期のため、駐車している車はゼロ〜
トイレもあって、誰もが行きやすいところのようです。
大福山自然林は、千葉県の指定天然記念物です。森林の構造として高木層は、スダジイ・アカガシ・モチノキ・タブノキです。亜高木層は、ヒサカキ・アカガシ・スダジイです。草木層は、ヤブコウジ・テイカカズラ・ヒメヤブシ・ベニンダです。蘚苔層は、ハネゴケ類・チョウチンゴケ類・ニワスギゴケなどがあります。周辺には、梅ヶ瀬渓谷、養老温泉郷などがあります。
養老渓谷駅から歩くひともいるんだとか。
そうすると、ちょっとした登山ですね(徒歩90分だと)
頂上には展望台もあり。
風も穏やかで眺めも最高〜♪
鹿野山方面でしょうか、山をくずして砂を取っている………
大福山の自然が豊かなのは、頂上付近にある白鳥神社の社叢林として保護されてきたからだそうです。
ということで、白鳥神社にお参りします。
わたしがコドモのころ、神社に行くと鳥居の上に石を投げて置く遊び?をよくしたものですが、どうもこちら(関東)の神社の鳥居には石が見当たらない……そういう風習?がないのですかね、いつも疑問におもっています(^^;
(石が乗るといいことがあるというおまじないみたいなものです。まあコドモしかしません^^;)
照葉樹林の森が気持ちいいです〜
スダジイの林だそうです。
房総にはスダジイが多いため、昔は炭焼きに使っていたようです(今のガスや灯油みたいなものですね)
白鳥神社に着きました。
「白鳥」の名の通り、倭建命をお祭りしています。
…ただ、ここが神社になったのは明治の廃仏毀釈以降のことのようで、江戸時代以前は蔵王権現を祀る修験道のお寺だったとか。
房総には倭建命の伝説が多くて、君津市にも白鳥神社があります。
鎌足伝説もあるんですよね、意外にヤマトと縁があったのかも。
御神木は杉?檜???
とにかく立派でした。
狛犬にも風格が。
最近、めっきりパソコンを開かず、あやうくここの更新が2月に0になるところでした(^^;
やっと重い腰をあげて、書いた次第です。次回につづく〜