申しわけないです、先日あげた知床五湖フィールドハウスの記事は、内容が知床自然センター(フレペの滝入口にあります)のものでした<(_ _)> 行ってから一ヶ月以上も経っていたため頭のなかでごっちゃになっていたようです(^^;;;
(前の記事は一旦下書きにもどして、あとで修正いたしますね)
改めて、フィールドハウスから見た知床連山。
フィールドハウスに入って、大ループ向けのレクチャービデオを鑑賞しました。
10分程度見たあと、いよいよ1周3時間の自然遊歩道ツアーに出発です!
わたしたちは、当日最初に出発するグループでした。
以前は自由に入れたらしいのですが、オーバーユースから発生した「ヒグマによる事故が起こるかもしれない」という問題のため、ヒグマ活動期(5〜7月)は、現在ガイドの引率なしでは入れないようになっています。
ガイドなしで行けるのは、電柵によるヒグマ避け対策が施された高架木道のみ。
ヒグマの棲み家のほうに人間が入るということを肝に銘じて、お邪魔します!
それに、ガイドさんがいると、実地でいろいろおしえてくれるので、楽しいです(^^)
ガイドなしだと、さ〜っと通り過ぎるだけに終わってしまいますから〜
遊歩道にはいってまもなくは、こんなかんじの森がつづきます。
道は、五湖、四湖、三湖、、、の順番になってました。五湖に着くまでしばらく森のなかを歩きます。
白い木が多いせいで、けっこう森があかるい。
右の樹皮がはがれたものは、もしかして、シカが食べたのかも、、、 エゾジカ増加による食害は深刻になっているようです。
幼木がしっかり育ってます。
水芭蕉の群生。葉っぱが乱れているのは、ヒグマが根っこを食べたことによるもの。
幼木の上にエゾハルゼミがいますよ〜
ガイドさんと沢を渡ります^^
ここにクマの足跡が!と言われて、え?どこどこ???
写真で撮ったらちょっとわからなくなりましたが、実際に見ると、あきらかに動物、それも大型の足跡が………
阿寒湖でも見た、倒れた木。
いい森ですね〜〜〜 (クマいるけど。いや、クマがいるから?)
立ち枯れてしまった木。
ここにも、ヒグマのレストランが!
ズームしてみます。
わかりますでしょうか。木の真ん中あたりに、ヒグマの引っ掻いた跡があります。
木登りも得意なんですよね〜 (逃げようがない)
こんな鋭い爪でひっかかれた暁には、生きてはいられません。
ガイドさん曰く、「中にはヒグマを見たい」と言うひともいますが、わたしたちはヒグマに出会わないように引率しています、と。
クマにかぎらず、自然の中では、なるべく野生動物に出会わないよう行動すべきだなとおもいました。
万が一出会っても、接触しないのが人間側のマナーだとかんじました。
歩いて30分強、五湖に到着しました!
曇天で空が暗いですが、湖に知床連山が写って、なかなかの景色です。
標高がけっこうあります。
フィールドハウスに来るまでも、坂道でした。
マガモ?も泳いでいます。
この湖、もともとは魚がいなかったそうなのですが、開拓の手がはいったころ、フナやコイなどが放流され、今では、ギンブナだけが生き残っているようです。
カエルとかは元からいるんですけどね。
硫黄山だったかな?
ぼ〜っと見ていたいかんじです。
すこし森の中を歩いて、
四湖につきました。
知床五湖はちかくにある硫黄山が山体崩壊してできた湖で、そそぎこむ川がなく地下水が湧き出てできたものだそうです(そのせいで本来は魚がいない)
五湖からも出て行く川がないため、海へは地下を通って水が流れているらしいです(翌日に行ったクルーズでその水が滝になって流れているところを見ました)
ガイドさんの指示棒にとまったエゾハルゼミ〜 案内役のようです^^
鮮やかな花はほとんど見ませんでしたが、すこし花も咲いてます^^
つづいて、三湖方面に向かいます。