だいぶ日にちが経ってしまいましたが、3月上旬に行った久留里城についてエントリします!
千葉に住んで十ン年ですが、はじめて行きました(^^;
上総の国、房総のど真ん中あたりにあります。今は君津市だそうです。
駅とは反対側の山のほうに駐車場があって、そこから山を登ると復元された久留里城と資料館がありました。
資料館まで車で登れないので、若干の山登りが必要です。
自然遊歩道と舗装された車道のどちらかを選択します。
駐車場で咲いていた河津桜。
ちょっと見頃を過ぎてましたが、綺麗でした。
山道をえらんだので、こういうめずらしい花も見られました。
細長い花弁ですね、なんていうんでしょう(教えてもらったけど忘れた^^;)
コケもいた!
ピンボケしてしまった、マムシグサ。
城址手前にあった、小さな池。
久留里城は中世の山城なので、こういう池ってとても貴重だったそうです。
枯れることなく水をたたえてくれたおかげで、城攻めにあっても落城をまぬがれたこともあったとか。
復元された久留里城。
ただ、忠実に再現されたものではないそうな(^^;
こっちが本当の?城址です。
「城」とはいっても、江戸時代のようなものではなくて、物見櫓とか非常時の立てこもり基地みたいな役割だったようですね。
久留里城は、山と平野の境目の山側の極にあったため、下から敵が攻めてきても、あぶなくなれば、すぐに後方の山に逃げ込むことができたそうです。
房総の山って、谷と山が非常に複雑だから、慣れない敵方は難儀したんじゃないでしょうか。
資料館には上総掘りも展示されてました。世界に誇れる技術です!
小櫃川に沿った肥沃な土地のようです。周辺には古墳もちらほらあるみたいなので、古代から栄えていたんだなあ。
右手奥側が北条との古戦場。
つわものどもがゆめのあと。のどかな光景でした。