安房神社に行ったあと、バスで安房自然村に移動しました。
そこで降ろしてもらって、布良崎神社から布良海岸を散策です。
森林の会なので、主に植物を見ます(わたしは、地質が目的です^^;)
本殿から海をながめたところ。
わお〜 海からの神様を祭った神社だということがよくわかりますね!
天気の良い日は、この先に富士山が見えるのだとか。
こういう光景を見てると、「(日本の)神の水平出現」を実感しますね〜
本殿。祭神は天富命。
ここの神社の見所は、この丸い石を積み上げた石垣でした。
こんなのははじめて見ましたよ!
全体の重みで、自然に反るんだそうです。
布良の漁村のほうに下ります。なかなかいい景色です〜(*^^*)
平らな土地がないので、山の斜面に集落があるかんじです。
布良漁港。
伊豆方面ですが、雲の上に出ているのがたぶん富士山。
低気圧接近でちょっと風がつよかったです。
海岸方面に出たら、本日の目当てに会えました!
右に見えるのが伊豆大島。
見事に地層が傾斜してます。
下には降りられませんが、5mくらい上からながめました。
硬くなった泥岩が侵食されずに残っているのでしょうか。
このあたりの地層は「三浦層群」だそうで、この方向のまま三浦半島につながっているらしいです。
北西方向なのは、丹沢・伊豆などの地塊が本州にぶつかったため、とおもいます。
(丹沢の衝突が500万年前くらいで、伊豆半島が200万年前)
この海岸に天富命が上陸したということです。
というのは伝説ですが、明治のころ、青木繁があの有名な「海の幸」のインスピレーションを得たのは、ここのなのだとか。
たしかにこの光景には、ひとならぬものの存在を強く意識させるなにかがあります。
あの伊豆大島はどれくらいで本州に「衝突」するんでしょうね〜