先日、森林インストラクター会の野外講座に参加し、館山の安房神社、安房自然村あたりを歩いてきました。そこで見たものを3回にわけてエントリします。
11月半ばになって雨がつづいていますが、曇り予報だったにもかかわらず、午前中は奇跡的に天気がよく青空がひろがりました( ´ ▽ ` )ノ
一行のなかに、だれか晴れ男、晴れ女がいらっしゃったようです!(わたしではないですw 2年連続冬の北海道で爆弾低気圧に見舞われているので^^;)
安房神社は、安房一宮、戦前は官幣大社だったそうで、現在も非常に整備された綺麗な境内でした。
このあたりの神社の鳥居は白いのが特徴なのでしょうか? このあと行った布良崎神社も白かったです。
かなり立派な大木もありました。
印象としては楠が多いかんじでしょうか(左の奥側の木)
拝殿です。
背後の森も立派ですね。
安房神社は主神が、天太玉命。安房の海岸にたどり着いた天富命の祖父神ということですが。
こちらが、この地にいた本来の?神様。
「先祖を尊ぶ」ことから、おじいさんを祀っているようですね。
(このあたり、なんというか、国家神道の香りがぷんぷんしてきます^^; 境内に楠が多いのも、楠木正成リスペクトなんじゃないかとおもったり。戦前からの小学校には校庭に楠、植えてますよね)
社殿のまわりを歩いていたら、祝詞が聞こえたのにもビックリしました。
まあ、大きな神社はたいてい戦前に官幣大社になったりして国家の統制を受け、江戸時代までの信仰の様子は今からはうかがいしれません。
<追記>
天太玉命は、一説によると高皇産霊神の子神。忌部氏の祖とされる。
天岩戸神話で、天照大神を岩戸から引き出す際、天児屋命とともに祈祷をおこなう。
天孫降臨時にも瓊瓊杵命の護衛として登場。
</追記>
安房の地が、古代において大和や阿波と関係が深いことをうかがわせます。
この神社は桜も有名だそうです。
境内にあるから宴会とかもできなさそう。ゆっくり見られるのはいいかも。
いきなり現れた地層にカンゲキ!
左下に向かって傾いています。
地面にも。
表面が風化してます。
みたところ、泥岩と砂礫岩が層になっているようです。
次は、布良崎神社から布良海岸あたりに行きます!