千葉県に住んでジオサイトがスキなのに、これまで行ったことがありませんでした。
先日ようやく念願かなって、行ってきました。
交通手段は自家用車です。「なるべく最短で行って早く帰りたい」とワガママを言う婿さんの要望で、圏央道の鶴舞ICまで高速を使いましたが、鶴舞ICからもかなり山道を走りましたよ〜(途中、細い道があって、ビビリまくるわたし)
お盆をすぎてすずしくなったとはいえ、まだ蒸し暑い日がつづいていたので、ちょっとでもさわやかになりたいな〜とおもったのですが、、、^^;
河原でバーベキューをする家族などなどがいっぱい!
そっか、大多数のひとにとって、河原というのはBBQをする場所なんですね………
まあ、メイワクにならなければ、やってもいいんじゃないかとおもうんだけど、ひとが多いと声も大きくなるし、匂いはすごいし、なぜか大音量で音楽がながれているしで、「夏に来るんじゃなかった」と着いたとたんちょっと後悔(。-_-。)
わたしは、地層が(のんびり)見たかったんだーーーー!
でも、見放題でしたけどね!
人間の喧騒などどうでもいいかんじで、どっしりと横たわる地層(=大地)
縞模様がはっきりしていてキレイです(紅葉の時分はもっと綺麗だろうな〜ひとが多くてうるさいだろうけど…)
養老渓谷あたりの地層は、上総層群の大田代層に区分されるようです。
できたのはだいたい160万年前、場所は深海。砂岩、泥岩、凝灰岩層もあり。
(上流の粟又の滝は、ひとつ古い地層)
有名な?四万十層よりももっともっと新しい地層です。
先日、地質区分に「千葉時代」設定なるかと話題になった養老川の地層は、もうちょっと下流(市原市のほう)になるようです。
弘文洞跡。
もともと「トンネル」だったのが、30数年前崩落して現状のようになったそうです。
「トンネル」は江戸時代に掘られました(蛇行する養老川の支流をここでつなげて、耕地をつくるためだったとか)
夏来たせいか、草が生い茂ってました^^;
地層が剥がれるような川底。
「千枚岩」じゃないけど、綺麗に層になっているので、おもしろい地形ですね。
養老川の遊歩道を抜けたところにある向山トンネル。
写真は緑っぽいですが、もっと暗かった。夜通ると不気味〜
今回、養老川だけを見て回りました。
次に来る時はもうちょっと念入りに調べて、いろいろ見て回りたいです。
次回は粟又の滝編。