年末からずっと山を歩きたくてうずうずしていて、欲求不満が加速。やっと自分の時間ができた5日に高尾山に行ってきました。
初詣ではないけれど、松の内のあいだにお参りするといいかな〜とおもいまして!
目的は、「まず山登り」だったので、気持ちよくのんびり登れる稲荷山コース(南側を登るコース)にしようと行く前は決めてたんですけど、ケーブルカー横の薬王院の石塔?を見たら、足が自然と一号路(本来の参道)に向かっていました。
やはり、お正月ということで、「昔のひとが登った道をわたしも行こう!」という気になりました。う〜ん、日本人の心性か^^;
「東海自然歩道」の起点にもなってるんですね。
ここから、高尾山頂を経由して、なんと大阪箕面まで行くコースらしいです。
走破すれば、現代の修行だ…
中腹までは谷道を行くコースのせいで、ひんやりした空気が厳かさを醸し出しています。
ここらへんは、まだなだらかな登り道。
ところどころ、「ミニ」石車がありました。
「懺悔、懺悔」と唱えながら回すといいらしいです。
だんだん急勾配に。一号路、けっこうハードです(^^;
稲荷山コースを登ったときは、(比較的距離が長いせいで)「楽勝じゃないか〜」と拍子抜けしたんですけど、こっちは谷から一気に尾根に出るため、勾配がきつかったです。ちょっとナメてました〜^^;
天気もよく、気温も(そこそこ)上がり、ついに上着を脱ぎ腕まくり。
煩悩を払うどころじゃないかんじ〜
こういうところでお参りして、一休みしなさい、ということなのかなあ。
で、えっちらおっちら登ったんですけど、登りはじめてからしばらくして、ヘリコプターが「××さんを探しています。特徴はー」と言いながら飛んでるんですね。
最初よくある徘徊老人捜索のアナウンスかな、ここは防災無線とかないのかなあとおもってたら、後ろからシェーパードを連れた警察?のひとが登ってくるんです。
よくよくアナウンスを聞けば、「高尾山で行方不明」。
えー!遭難したひとがいるんだ〜とわかりました。
そっか、高尾でもそういうことがあるんだ…足、滑らせないようにしよう、とココロに誓い^^;
山頂あたりではもう飛んでいませんでした。無事に見つかったのであればいいのですが。
清々しい冬空です。
だんだん視界が開けてきました〜
やっと一つ目の門に到着。
リフトやケーブルカーの乗り場を過ぎたので、かなりの人です。平日で5日目なのに…
山門までもう少し!
この階段をかぞえたら、108段ありました(低い石段込みで)
煩悩の数か……
お参りするまえに、一服(*^^*)
朝から食べていなかったので(すでに12時を過ぎていた)お団子を買います。
金(白ごま)か黒(黒ごま)迷ったんですけど、お正月なので縁起を担ぎ、金を注文。
う〜ん、美味しい〜
やっと山門に到着です。お疲れ!(というにはまだ早いけど)
向こう側の天狗さまは嘴があるので、烏天狗ですかね。
本殿にお参りいたしました。
ありがたいお線香の煙を一部いただく^^;
五日目でこれでは、三が日、元日の込み具合はいかばかりか。
(三日目に行かなくてよかった^^;)
山頂へは奥の院経由で行くので、こちらにもお参りします。
こっちのほうがひともわりと少なくて、お参りしやすい。
建物も赤くて、あざやかですね〜
奥の院を抜けて、15分〜20分で山頂に到着!
ここまでくると、「山登り」目的のひとが多くてなんだかほっとします^^;
GWや紅葉のときは、フツーのひとも押し寄せますが…
座るところを適当にさがして、持参したおにぎりでお昼ご飯。
身体を動かしたあとは、お米がおいしい!
晴れてたので富士山もよく見えました。
ちょっとガスってますが^^;
もう昼過ぎてるから仕方ないですね。
山頂でちょっと休憩したあとは、稲荷山コースを下山しました。
このコース、のんびり歩くには最適なんですよね〜(*^^*)
歩きやすいし。
…とおもっていたら、下りはじめて、しばらくはぬかるんでいて、ちょっとした悪路になってました。
最近、あまり雨降らなかったけど、ここらへんは雪でも降ったのかな???
それでも、しばらく行くと、乾いた道になりました。山際だけだったようです。
コケなど激写し、
展望を楽しみ、
ひとのいない雑木林?のなかを、軽快に下る。
落ち葉もいいかんじです。
歩いていると、この落ち葉が淡いピンク色に見えてきて、桜を連想させましたよ〜
3時前には下山し、電車に乗って帰宅しました。
途中、新宿までと乗り込んだ京王線が人身事故で止まってしまい、予定より帰宅がおそくなるという”ケチ”がつきましたが、おもいのほかしっかり歩けたので、よかったです!
(普段は絶対乗ることがない、多摩モノレールに乗った。乗り換えた立川駅がものすごく大きくてびっくりした。いつもは通過or乗り換えしかしないからわからなかった…)