sozoro nikki

そぞろ日記

日原鍾乳洞

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東京都奥多摩町にある日原(にっぱら)鍾乳洞に行ってきました。

ここのところずっと家や近辺にこもっていて、緑欠乏症を発症。「いま行かねばストレスが溜まる!」と朝の通勤ラッシュに飛び乗ることに。

 

【ここからお断り】(2015/7/15追記)

この記事は「フツーの」日原鍾乳洞探訪記録です。そのとき撮った露出?の変な写真に、(冗談で)「心霊写真?」と書いてしまったため、「日原鍾乳洞 心霊」で検索してこられるかたが多くなりました。

そのような内容になっておらずもうしわけありません<(_ _)> ご了承のうえご覧ください。

【ここまでお断り】

 

日本一混雑するという浅草橋〜秋葉原では人の圧力でリュックに入れたiPadが割れるかと。

おまけに、通勤電車が微妙に遅れ、奥多摩発鍾乳洞行きのバスに乗り遅れるという予定外の事態になり(でもそのおかげで思わぬ”拾いもの”ができたので、結果オーライ)

次のバス(2時間後)を待つか、レンタサイクルで行くか、車中でちょっと迷い、「飛び込みで借りられたら自転車を借りよう」とレンタサイクルのお店に入ったら「空いてるので大丈夫ですよ〜」と言っていただき、ラッキー!

(タクシーが駅前に常駐していないので、タクシーという選択はできないところです)

 

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鍾乳洞入り口あたりは、山の合間にあるので、まわりの景色がかなり迫ってきています。なんでも、「関東一」の鍾乳洞なのだとか。

実家の岡山には「井倉洞」という大きめの鍾乳洞があるので、どのくらいなのかなあと興味がありました。まあ、秋芳洞とか(行ったことないけど)あそこまでの規模じゃないですけどね(井倉洞は)

距離は奥多摩駅から約10kmです(ずっと上り坂)

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入り口付近。中からの冷気がぶわっと。

冷気の温度11℃。関東で(天然では)いちばん低いですよ〜とレンタサイクルのお店のお兄さん。

たしかに寒い!

上着がないとキツいという事前情報をゲットしていたので、アウトドア用のレインコートを着ました。これが上から垂れてくる水滴を防いでくれて、GOODでした。

 

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これも入り口あたり。

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おおっ、鍾乳洞らしき物体が!

 

とこの後、期待が高まったのですが、なんかちょっとヘン、というかあまり鍾乳洞らしくない感覚に襲われました。

普通、鍾乳洞というと白っぽい石筍やらがいっぱいあるのを連想するんですが、ここの鍾乳洞、そもそも「白くない」んですよね。

石灰石の種類が中国山地のとはちがうのかなあ。それとも石灰成分が少ないのかなあ。

 

それでもずんずん中に行くと、視界が開けてきました。

 

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げげ、なんだココ? ライトがカラフル。

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ぎゃ〜心霊写真?撮れた〜〜〜 ヘビっぽい〜

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これも怪しげですよ…

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おなじポジションで撮ったまともな写真。

カメラのせいだとおもうんですが、このあと、ちょっとした不運に見舞われたわたくし。

 

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「死出の山」とか、

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賽の河原」とか

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観音さまらしいですが。地獄を模したところにいらっしゃるのに観音とは。

 

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怪しい儀式が行われたところにしか見えません。

気温も低いけど、別の意味の涼しさもじわじわっと。

 

全然知りませんでしたが、日原鍾乳洞は信仰の場でもあったということです。

 

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その昔は、鍾乳石が何本も天井から下がってたんだけど、明治時代心ない不届き者が興味本位で叩き割ってしまい、いまは無残なことになっている、そうです(と看板にその旨書いてある)

 

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濡れた壁にびっしりと一円玉が。どうやって貼り付けたんだろう。結構高いところにあります。

 

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暗い〜 なにが写っているのかもはやわからず。

 

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石筍のようですが…

 

で、このあたりの階段をおりていたらうっかりすべって左腰と左腕を強打してしまいました(T T)

「すべるからスニーカーは履いたほうがいい」と調査済みだったのに、山歩きの靴でもすべりました。急な鉄の階段には要注意です!!!

 

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昭和32年(だったか)に発見された新洞。ここは高低差がすごくて、高さのある鍾乳洞だとおもいました。階段が半端なく急だった(45°くらいありそうなかんじ。こんどは、ひたすら慎重に上り下りしたのは言うまでもない)

でも、印象的には、やっぱり鍾乳洞というよりも「洞窟」に近いかなあ。

次回は、予想外におもしろかった、「電動チャリで日原街道」について書きます。